こんにちは。
まーきーです。
今日は私から映画の紹介をさせてもらいます!
『それでも生きる子供たちへ』
http://kodomo.gyao.jp/
~イントロダクション~
両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、7つの国の監督たちがドラマチックに描く。子供時代ならではの恐れを知らない逞しさと、劣悪な状況をも新鮮な遊び場にしてしまう想像力。
数々のエンターテイメント作品を世に送り出してきた巨匠たちは、子供たちに敬意を表し、大人の視点から哀れむことをしていない。子供の目線と感受性を表現した結果、観客の問題意識を揺さぶりながらも、胸を打つドラマとして本作を成立させた。
(「それでも生きる子供たちへ」HPhttp://kodomo.gyao.jp/より)
たとえば、想像してみてください。
あなたは小学校5年生。
ある日、家へ帰ったら、大好きな母親が、あなたのほほをやさしくなでながら、でも目には涙を浮かべてこういったとします。
「あなたはHIVに感染しているのよ。あなたはHIVと一緒に死ぬ運命にあるのよ」
「HIVって何?」って思うかもしれないし、
「何言ってるの?お母さん!」とその手を力いっぱいつき離すかもしれない。
でも、いつか、この現実を受け入れ、立ち向かっていくことがあなたにはできると思いますか?
7つのうちの話のひとつ、
スパイク・リー監督が描く『アメリカのイエスの子ら』はHIVに感染している少女の物語。
自分が知らない間にHIVに感染していたとしても、
いつの間にか世界が戦争の火で埋め尽くされていたとしても、
生まれた時から母親がいなかったとしても、
それでも彼らはその事実を受け入れて、それでも生きていこうとする。
それは自分のせいでなかったとしても、誰のせいでもなく、
それはかわいそうとか、つらいとか、きついとか、そういうことではなくて、
私は「生きる」ということへの真摯な態度である気がしてならない。
いつの間にか、大人への階段を上りながら、
人は強く生きることを忘れてしまうのかもしれないね。
大人は誰も、昔は子供だった。
でも、そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない。
(アントワーヌ・ド・サン=テグジェペリ 『星の王子様』)
ちょっとだけ、振り返ってみてください。
あなたが子供であったときを。
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