2007年7月3日

それでも生きる子供たちへ byまーきー



こんにちは。
まーきーです。


今日は私から映画の紹介をさせてもらいます!


『それでも生きる子供たちへ』


http://kodomo.gyao.jp/







~イントロダクション~


両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、7つの国の監督たちがドラマチックに描く。子供時代ならではの恐れを知らない逞しさと、劣悪な状況をも新鮮な遊び場にしてしまう想像力。
数々のエンターテイメント作品を世に送り出してきた巨匠たちは、子供たちに敬意を表し、大人の視点から哀れむことをしていない。子供の目線と感受性を表現した結果、観客の問題意識を揺さぶりながらも、胸を打つドラマとして本作を成立させた。



(「それでも生きる子供たちへ」HPhttp://kodomo.gyao.jp/より)



たとえば、想像してみてください。


あなたは小学校5年生。


ある日、家へ帰ったら、大好きな母親が、あなたのほほをやさしくなでながら、でも目には涙を浮かべてこういったとします。


「あなたはHIVに感染しているのよ。あなたはHIVと一緒に死ぬ運命にあるのよ」




「HIVって何?」って思うかもしれないし、

「何言ってるの?お母さん!」とその手を力いっぱいつき離すかもしれない。


でも、いつか、この現実を受け入れ、立ち向かっていくことがあなたにはできると思いますか?


7つのうちの話のひとつ、

スパイク・リー監督が描く『アメリカのイエスの子ら』はHIVに感染している少女の物語。




自分が知らない間にHIVに感染していたとしても、


いつの間にか世界が戦争の火で埋め尽くされていたとしても、


生まれた時から母親がいなかったとしても、


それでも彼らはその事実を受け入れて、それでも生きていこうとする。



それは自分のせいでなかったとしても、誰のせいでもなく、

自分はそこにある現実を受け入れていくだけ。

それはかわいそうとか、つらいとか、きついとか、そういうことではなくて、

私は「生きる」ということへの真摯な態度である気がしてならない。


いつの間にか、大人への階段を上りながら、

人は強く生きることを忘れてしまうのかもしれないね。

大人は誰も、昔は子供だった。


でも、そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない。


(アントワーヌ・ド・サン=テグジェペリ 『星の王子様』)



ちょっとだけ、振り返ってみてください。

あなたが子供であったときを。







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