2007年11月22日

210万という数字。エイズの増減。

アデオが参加している「wAds2007」では、mixiを積極的に活用しようと試みています。
「wAds2007」という人物がmixiに存在するのです。実は毎日人格が異なります(笑)
日記を継続して見ていると、曜日ごとに人格が変わっているのに気づくと思いますが^^;

非常に味わい深い日記であるように思います。
ぜひぜひご覧になってみてください!!

こちら  http://mixi.jp/list_diary.pl


以下水曜日の日記より。
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さてさて、今日はこんなことを考えてみました。

「エイズって減ってるの?増えてるの?」


こんなことを考えたのは、
毎週水曜恒例の昼食会で友達が言った一言が原因でした。

「エイズって大幅に減ってるんだってね!すごい減り方らしいじゃん?」

こんな話は初耳だったので、詳しく聞いてみると、
朝のニュース(BBC)でエイズ患者大幅減という国連の発表が報じられていたとのこと。
これはチェックせねば!ということで、さっそくぐぐってみました。
こんな感じでした。


~以下引用~

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HIV患者3300万人、国連大幅に下方修正

中日新聞 2007年11月21日
【ジュネーブ20日共同】国連合同エイズ計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)は20日発表した2007年版のエイズ報告書で、今年の世 界のエイズウイルス(HIV)感染者数は3320万人と推計、4000万人に迫るとしていた06年の発表を過去にさかのぼって大幅に下方修正した。

 UNAIDSは下方修正の理由について、インドを中心とする多くの感染者を抱える国々で推計方法や推計の前提条件を変更した結果で「推計値はよ り正確になった」と説明。しかし、あまりに大幅な下方修正のため、過去の数値には「エイズ対策の財源確保のため感染拡大を誇張する思惑があったのではない か」(米ワシントン・ポスト紙)との指摘も出ている。

 報告書によると、07年に新たにHIVに感染した人の数は250万人(06年発表は430万人)、エイズによる死者数は210万人(同290万人)と、いずれも06年発表の水準を大きく下回った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


減った、というよりは過去に発表されていたHIV感染者数が多すぎた、ということでしょうか。
「感染拡大を誇張する思惑」という言明の真相も気になるところですが(他の記事を見てもUNAIDSバッシングがあったりする)、
私がそれ以上にひっかかったのはその下の部分でした。

 07年に新たにHIVに感染した人の数は250万人(06年発表は430万人)、  エイズによる死者数は210万人(同290万人)
4000万から3320万人に下方修正、と記事は報じているけれど、
新規に250万人が感染している。年間210万人がエイズで命をおとしている。
これでは「思ったより少なかったぞ。よかった!」とは決して言えないだろうなと思います。

また、「HIV感染者数」はHIV感染が原因で亡くなった人の数が差し引かれていきます。
今生きているHIV感染者数をもって問題の大きさをはかろうとするのは、
実際的な対策を考える上ではもちろん必要だろうけれど、
過去に亡くなった人たちの幾千もの命があって、HIVが人間や社会に与える重みって
見えてくるのではないでしょうか。

なくなった210万人にはそれぞれ210万通りの人生があったはず。
何千万、何百万、という数字で感覚を麻痺させることなく、
1つ1つの命にこだわっていきたいですね。。

途上国に比べたらHIV感染者が少ないと言われる日本でも、
HIVの予防をしっかりやっていかなければいけない理由は、
そんなところにあるような気がします。

2007年11月4日

wAds2007始まる!

お久しぶりのアデオジャパンブログです。
北海道では初雪も降ったそうで、冬が近づいてきていますね。

さて、今年もはやいもので11月。
そして、来月は12月(当然。笑)
あの季節がやってきます。
そう、12月1日は世界エイズデー!!
毎年、世界各地でいろんなイベントが行なわれています。
一方、日本は・・・world AIDS day series(wAds)が始まりました!

12月1日の世界エイズデーを1つのきっかけに、
エイズについて考えてもらう機会をより多くしていこうと、
既にHIVに関わる活動をしている若者が1つになって
はじまったwAdsというキャンペーン。
2005年から始まり、今年で3年目を迎えました。

そして、12月も近づいてきた10月21日、
原宿でのオープニングイベントを皮切りに、
正式にwAds2007がスタートしました。

今年の12月1日は、渋谷が赤く染まる!
今年も全国の若者が1つにつながる!
詳しくはwebへ!!

ちなみに、オープニングイベントの様子が
こちらにのってます。
どうぞご覧になってください。


それでは、また。

2007年9月7日

東京コレクションから ~ルーツ




残暑が厳しいとはいえ、風はすっかり秋ですねぇ。
ショップにも秋物が次々と並んでいる今日この頃。
…でも、ファッションの世界は歩みが早い!!
先日行われた東京コレクションは'08春夏コレクション。
そのなかでも、髙島一精がデザイナーのNe-netは「ルーツ」がテーマ。
彼のコレクションはいつもテーマがはっきりしていて面白い。
祖父を亡くした経験から、自分のルーツを考えるようになったとのこと。
そして、考えるうちに、彼はアフリカにたどり着きます。
ルーツを、アフリカを、Ne-net流にアレンジしたコレクションは鮮やかな色、大胆な柄、独特のシルエットと繊細さがいろんなバランスでmixされているかんじ。
youtubeにアップされていないのが残念です。

ぜひ、他の作品もチェックしてみてくださいね!

2007年8月19日

ICAAPにアデジャパメンバー2人が参加!!

こんにちは!
ほんっと暑い日が続いていますね、、

さて、そんな太陽の熱さに負けないほど熱い、
こんな会議がスリランカのコロンボで開かれているのを
ご存知でしょうか??

「第8回アジア・太平洋地域国際エイズ会議(8th ICAAP) 」

アジア・太平洋地域の様々なHIV/AIDS対策家が一堂に会するこの場に
ななんとアデオジャパンからは2人のメンバーが参加しています!!

この参加には、
1人はエイズ予防財団から全額補助、
もう1人は東京都から一部補助という形で
ご支援をいただいています。

じつは、アデジャパメンバーを含むICAAP参加メンバーが
毎日、いや数時間単位で会議の様子をレポートしています。

こちら!!→ICAAP Report

写真、映像を含む会議のリアルな様子から
参加メンバーが参加を通じて感じたことまで
報告していきます。

ぜひぜひチェックしてみてください!

2007年8月13日

プライドパレードシンポジウム



こんにちはー。
まーきーでございます。
暑い日が続きますね~。


前々回のブログでがっきーも報告してくれている、
8月11日の東京プライドパレードに私もいってきました。
というか、実際は用事があって午前中のシンポジウムにしか参加できませんでした・・・・
(楽しそうでうらやましい・・・)




今回のシンポジウムには、我らががっきーがシンポジストとして参加しました。


   TOKYO Pride主催シンポジウム
   「HIV/エイズから見たセクシュアリティ」

   エイズ予防、治療、支援等を通じて見えてきたセクシュアリティへの課題を話し合い、
   その多様性の理解、当事者としての問題、そして、
   社会の中でともに生きていく必要性について考えていきます。

   シンポジスト:

   秋野公造 
   (厚生労働省 健康局 疾病対策課)
   根岸昌功
   (ねぎし内科診療所 院長、前都立駒込病院 感染症科 部長) 
   池上千寿子
   (ぷれいす東京 代表、第20回日本エイズ学会 会長)
   稲垣朝子
   (アデオジャパン、東京都 エイズ情報ラウンジ ふぉー・てぃー 常駐スタッフ)
   司会進行:飯田真美(東京都福祉保健局、TOKYO Pride 監事)


まず、私の感想。

あつかったです!
暑かったって言うのもあるのですが、そんなの気にならないくらいシンポジストの方々は熱かった!!

HIV/エイズは自己のセクシャリティなんて関係なく、感染する可能性があります。
でも、HIV/エイズの広がりの歴史を考えると、性の問題と切っては考えられません。

性がからんでくると、人はいやらしい、卑しいものとしてとらえてしまうものなのかもしれません。

でも、性がからむからこそ、返って私は人と人とのつながりが見える気がしています。

さて、シンポジウムで語られていたことを一つ。
社会、それは結局は個と個とのつながりであるんだって言うこと。
あの人は男だから、ああでないといけない。
女だからあれはしてはいけない。
HIVだからああだろう。
○○だからこうに違いない。
人は属性をすぐにカテゴライズしてその人の人となりを判断してしまいがちです。
でも、本当は男であるレズビアンであるという前に、自分は自分であるという「個」があるはずなのです。
それぞれの人には属性がある、でもその前に「個」としての自分がいる。
たぶん、そうやって社会をとらえた方が、自分の周りがより広く大きくなった気がして
おもしろい。

にしても、パレードでたかったなぁ・・・

2007年8月12日

ADEOアフリカのウェブ更新!

先週の5日に、アデオジャパンメンバーおさむちゃんが、
ADEOケニアオフィスにてインターンとして研修を開始するため
ケニアに飛び立ちました。

到着1週間が経つ前に、早速おさむちゃんが、
しばらく更新がとまっていたADEOアフリカ本部のウェブサイト
リニューアルしてくれました。↓



ちなみにアフリカオフィスでのインターン滞在記として、
おさむちゃんもブログを書いています。




ぜひチェックしてみてください!

東京プライドパレードに参加!!


こんにちわ、がっきーです。

昨日、アデオジャパンのメンバー4人と、
wAds2007というキャンペーンの会計大臣の子、
計5人で、東京プライドパレードに参加しました!!

名前は変わりましたが、
ゲイ・レズビアンパレードといったほうが、
少し想像はつきやすいでしょうか。

いや~本当に楽しかった!最高でした!!


●東京プライドパレードとは?

セクシュアルマイノリティの方を中心とした人々約2800人が
いろいろな衣装やコスチュームをまとい、
音楽に合わせて、踊り、叫び、歌い、笑いながら、
一般道を練り歩くパレード。

代々木公園を出発し、渋谷、原宿、表参道を通って、
代々木公園に帰ってくるコース。
週末の午後、たくさんの人が沿道にいました。


東京プライドパレードのHPには、
こんなことが書いてありましたよ。

東京プライドパレードの目的

ヘテロセクシュアル中心である現代の社会において、私たちLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字。性的少数者を総称しても使われる言葉)への認知や理解は、まだまだ不十分なものがあります。そのためにLGBTはさまざまな生きづらさを背負わされています。

パレードは、LGBTはけっして遠い存在ではない、社会のどこにも、あなたの身近にいる。私たちを認知し、理解してほしいと訴え、おなじ社会でともに生きることを提案するためのものなのです。

LGBTの「可視化」と「共生」の提案、それがこのパレードを行なう目的の一つです。


blog it

250人で、1グループを作り、歩きます。
グループの先頭には、音楽が流れてくるトラック
通称”フロート”と呼ばれるものがいます。

今年は12フロートがパレードを彩り、
それぞれの特徴あるパフォーマンスが
まさにパレードの見所でした。

それでは・・・・ごらんください。
パレードの動画です。youtubeにあった!







パレードって、
信号待ちをしているデート中のカップル
髪をきってる女の子と髪を切る美容師さん、
カフェでお茶してる素敵な夫婦、
コンビにの店員さん、警察官の人、
みんなを巻き込めるところが、すごいと思いました。

普段は、なかなか顔の見えない
セクシュアルマイノリティの方々が、
声を出して、歩いている。
”わたしたちは、一緒に生きている”と。
その現実を、いろんな人が目の前で突きつけられるわけです。
影響力はさぞかしい大きのだろうと思いました。

一般の人が能動的な行動を起こす必要もなく
ある問題に対して考えるきっかけを作る。
そのためには、人がいるところにでていけ!
まさしく、パレードがそれですね。


●パレードに参加した感想

どんなセクシュアリティの人だって、
どんな背景をもった人だって関係なく、
私は、周りで一緒に歩いてる人と
このパレードを心から楽しんでいる。

それが、私のスタンダードなんだ、
ということをアピールできたことが、
私の中で、うれしかったです。

私を誰がどう見ようとかまわない。
私は、私。私らしく。
そして、ある人はある人らしく。

いろんな人たちのその人らしさを、
たっくさん見つけ、
毎回の出会いを素敵にしたい。
人一人一人を尊重したい。

この思いを心の中でずっと
大切にしておくことが、
私にできることな気がしています。

2007年8月10日

8月12日は、渋谷がアフリ化!? みんなでパレードいっちゃいましょー

こんにちはー
本日は夏だからこそって話題をひとつ。























今週末の8月12日は、渋谷が「アフリ化」します!

アデオジャパンも日ごろ仲良いい団体
日本ケニア学生会議が、渋谷で熱い催し
「渋谷アフリ化パレード」を実施。

この夏ケニアから呼んできた学生と、日本で活躍する
アフリカンミュージシャンを引き連れて、渋谷をジャンベの
リズムに合わせて練り歩くとのこと!


焼けるような日差しに負けてなんていられない!
アフリカのビートで踊れば、暑さもきっと友達さ~
パレードのあとは、アフリカン料理片手に交流会。
音楽と食と文化と人と、五感でアフリカ感じちゃおう!


【渋谷アフリ化~パレード&交流会~】

日時:8月12日(日)
パレード 16:30~17:00
交流会 18:00~20:00

場所:パレード 宮下公園~渋谷駅付近~宮下公園
費用:パレード300円 交流会700円
交流会 青山ブックセンター(国連大学隣、青山学院大学向い)

持ち物:アフリカの民族衣装&楽器(あればで結構です)、水分

当日は16:30宮下公園に集合してださい★
パレードでは車道を派手にパレードします!
交流会ではジャンベのアーティストを呼んでのパフォーマンスも予定しております。




ぜひみんなで楽しくわいわいやりましょー

2007年8月9日

ヒロシマナガサキ byまーきー




62年前の今日(8月9日)、何があったか知っていますか?




そうです。

62年前の8月6日は広島に、9日は長崎に、
原子爆弾が落ちました。


そこで今日は
スティーヴン・オカザキ監督の
映画『ヒロシマナガサキ』を紹介したいと思います。



  たくさんの人が死にました。
  広島でも長崎でもすべてが吹き飛びました。
  日本は戦争に負けました。
  そして、世界で唯一、原爆の落ちた国になりました。


広島や長崎での原爆、そうでなくても、戦争を直接体験した人は、
現在の日本にはもう少ししかいませんよね。
これを書いている私自身、「戦争」をわかってはいないと思います。


世界中で戦争が起こっていて、
連日その様子がメディアによって報道されているのに、
ネットをつなげばその悲惨さを知ることができるはずなのに、
それがあまりにも普通になってしまっている「イマ」。
こんな時代だからこそ、戦争ってなんなのか、
できるだけリアリティを持って感じるべきなのだと私は思います。

この作品では、14人の被爆者と4人のアメリカ科学者が
戦時中のことや自分の人生を証言してます。
彼らはおそらく語るのがとても辛いのです。
決していい思い出ではないだろうから。
それでも伝えたいからと、必死に語るものだから、
私はとても胸打たれてしまいました。
目を覆いたくなる映像もたくさんあります。
でも、これを見ることで、少しでも戦争を知ることができるのならと
私も必死になりました。


ここまで読んで、
ADEOとあるいはエイズやアフリカと原爆、関係あるの??って思った方はたくさんいるかもしれません。
私は関係あるように思っています。
どんな問題にせよ、自分が当事者でない限り、
どこまでこれらの問題にリアリティを感じられるかが大切になってくるように思います。
戦争であっても、環境問題であっても、アフリカであっても、グローバリゼーションであっても、
大切なのはその問題を知ろうという想像力だと思うのです。

だから、アデオのブログでこの映画を紹介したいなって思ったのでした。


 
『ヒロシマナガサキ』
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2007年8月2日

難民映画祭:ウガンダ北部の悲劇

どうもいよいよ8月になり、夏真っ盛りな雰囲気ですが、
暑さに負けずアデオジャパンも秋に向けたイベント準備で大忙しです。

さて先週のことですが、
国連高等難民弁務官事務所(UNHCR) 駐日事務所が実施する
第2回難民映画祭を見てまいりました!

僕が見た映画は、「立ち上がれウガンダの子供たち- Uganda Rising-」。

clipped from www.refugeefilm.org
Refugee Film Festival

立ち上がれウガンダの子供たち *


原題: Uganda Rising
監督: ピート・マッコマック、ジェス・ジェームス・ミラー
カナダ(2006)
82 分
音声: 英語

ウガンダ北部では、20年も内戦が続いていた。国際社会から忘れ去られたこの土地で、戦火の中で生きることに慣れてしまった平和を知らない子ども達は、たくましく生きている。これはウガンダの真実の物語である。

blog it
以下は英語版ですが、公式HPです。















「アフリカの真珠」と評されるほど、自然が豊かな国ウガンダ共和国。
その北部では、約20年にわたる内戦が続いています。

神の抵抗軍(LRA)
という反政府軍とウガンダ政府軍による武力衝突の一方で、
LRAによる北部の一般住民の殺害や襲撃などの残虐な行為が、
地域に大きな陰を落としています。

襲撃によって村を追われた人々は、難民と同様に「国内避難民(IDP)」として
国内のより安全な地域を求め移動し、キャンプ地域を作ります。
しかしそのキャンプもまた襲撃の対象となってしまうことも多々あります。

「LRAによる被害の中でも子供に対する犯罪は特に深刻で、
子供を拉致し、強制的に少年兵にしたり、性的搾取をしたりして
国際的な非難をあびている。」(Wikipedia

子供たちは、LRAによる襲撃から逃れるために、
毎晩毎晩住んでいる村から、安全を求め近くの市街地まで
暗い中を歩いていきます。
そのためグル市(Gulu)の街では、多くの子供たちが
お店の閉じたシャッターの前で束になって寝ている光景がそこら
じゅうで見られます。以下のサイトでは、その子供たちの写真が
見られます。















また一方で、その住民の殺害方法や拷問のやり方は残虐を極め、
映画の中でも耳と唇をそがれた女性のインタビューが収録されています。

clipped from news.bbc.co.uk

LRA victim: 'I cannot forget and forgive'
LRA victim, John Ochola
Following recent comments from Lord's Resistance Army rebel leader Joseph Kony in which he denied committing atrocities, Ugandan John Ochola, 25, responds by telling his story. He was abducted by rebels from his village, Namkora in northern Uganda, which was attacked in February 2002. During the attack 50 people were axed to death and he was one of 35 abductees.

blog it

この映画「立ち上がれウガンダの子供たち」では、
LRAと政府軍による内戦によって深く刻印された傷跡を
リアルな映像とともにあますところなく紹介しています。


正直、見るに耐えない映像も多く見ていてすごいつらかったです。
ウガンダをはじめアフリカにはちょくちょく行くこともあることもあり、
自分の友達が巻き込まれたらと考えたら、腹がグルグルするような
気持ち悪さを感じました。

何よりこのLRAによる襲撃が起こっている地域は、
僕が2003~2004年にかけて滞在していたウガンダ北部モヨ
(ADEOのオフィスがある)に結構近かったりします。

当時からこのLRAについては、新聞での報道をはじめ
話をよく聞いていたこともありましたが、これほどまでとは想像できませんでした。

日本にいる限り、決して知られることのない、
報道されることのないこのような現実の話を真摯に
語り伝えていくことが必要だと切に感じております。

国内避難民
遺児
少年兵
レイプ
女性の性的搾取
虐殺行為
リンチ

想像を絶するようなあらゆる人権侵害が起こっています。

ウガンダは、農産物が豊かでさまざまなフルーツがとっても
おいしく、水資源も豊富な本当に素敵な国です。
そして首都のカンパラは治安もよく、飲み屋やクラブが
充実のとっても素敵なところです。

大好きな国だからこそ、このような悲しい現実が改善することを
祈り、自分に何ができるか考えていきたい、そう思うばかりです。

最後に僕が大好きなウガンダのアーティストChameleon の歌を
ご紹介します。「Dolitia」。クラブでこの歌にあわせて踊り狂った
あの楽しい思い出にのせて。

2007年7月30日

エイズ検査のCMにGLAY TERU登場!

ポスターとか盗まれちゃうんじゃないでしょうか。
公共広告機構エイズ検査のCMに
GLAYのTERUが登場です。

オピニオンリーダーとなる存在の人が、
実際に検査に行っているシーンが
CMで扱われていて、
インパクトはかなりでかいように思われます。

CMは、以下のURLでチェックできます!
http://www.ad-c.or.jp/campaign/support/06/index.html
clipped from www.ad-c.or.jp
エイズについての理解が深く、世界のエイズデーなどにも積極的に参加しているグレイのTERUさんがエイズ検査を呼びかけます。本人が検査に訪れた際のシーンを紹介しながら、「エイズは早期発見で発症を抑えられます」と検査を呼びかけます。
テーマ「エイズ検査の促進」
支援団体:エイズ予防財団
広告会社:(株)アサツー ディ・ケイ
制作会社:(株)ピクチャーズ
掲載メディア:テレビ/ラジオ/新聞/雑誌/ポスター
 blog it

2007年7月26日

Stiglitz、グローバリゼーション

JICAのHPを散策していたら、コロンビア大教授のJoseph Stiglitz氏が来日するとのこと!
7月30日に緒方貞子氏とともに基調講演を行うようです。
大物二人の講演だ!チェック↓
http://www.jica.go.jp/press/2007/070711_1.html
というわけで本日は珍しく(初めて)、経済学修士課程の大学院生っぽいブログを書いてみようと思います。


スティグリッツはひげもじゃで「情報の非対称性の下での市場分析(
analyses of markets with asymmetric information)」の功績で、カリフォルニアバークレー校教授のアカロフとスタンフォード大のスペンスとともに2001年にノーベル経済学賞を受賞しました。でもノーベル経済学賞を受賞するよりずっと前に、若手有望な経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞の受賞をしてるはずです。

「情報の非対称性の下での市場分析」を途上国の文脈だけから考えると---たとえば、伝統的な途上国農村においてなんで公的な銀行とか保険とか供与されないのか分析してます。こういう経済で小作と地主がどんな
戦略的な契約を結んでるのか分析してます。そいで何で途上国経済が成り立つ(あるいは成り立たない)のか分析してます。法の整備とかが進んでいない途上国経済特有の性質に着目してこうした分析をしてきてるのですね。

最近は、

”Making Globalization Work The Next Steps to Social Justice”

”Globalization and Its Discontents”

といった一般向けの本を出版して、グローバリゼーションについて声を大にしています。
一見、
「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す 」
「世界を不幸にしたグローバリゼーションの正体」
という邦題をみると、超・アンチ・グローバリゼーション的な人と勘違いしてしまいそうですが、そうではありません。

グローバリゼーションは必要かつ不可逆的なものである。と同時に、途上国には市場の不完備性や解決困難な情報の非対称性という特有の問題がある。だからこそ、新古典派的・新自由主義的な経済政策の下にグローバリゼーションを進めていくと、格差を生み途上国を周辺に追いやる、といってるのです。要は、「”新自由主義的な”グローバリゼーション」「ワシントン・コンセンサス(注)」に反対。「グローバリゼーション」そのものはむしろ肯定的にみています。


このひげもじゃの偉人さんがどんなこと考えてるかもっと知りたい方、緒方氏と何を話すのかわくわくする方、
JICAの講演行ってみましょう!

以上ほんのちょこっと経済院生っぽいブログでした。

*ワシントンコンセンサス:

(1)財政赤字の是正、(2)補助金カットなど財政支出の変更、(3)税制改革、(4)金利の自由化、(5)競争力ある為替レート、(6)貿易の自由化、(7)直接投資の受け入れ促進、(8)国営企業の民営化、(9)規制緩和、(10)所有権法の確立 (quotation from Wikipedia)

2007年7月24日

文京高校での出張授業報告



7月11日(水)。
池袋保健所の保健師さんたちと
都立文京高校での出張授業に行ってきました☆

テーマは「HIVを含む性感染症予防」。
高校1年生が対象です。


ここからは私、まーきーの個人的な感想になります↓

授業の前に校長先生はこのようにおっしゃていました。
 「心が生まれる」と書いて「性」です。
 「性」に対する考え方とは、人間関係の中で育つものだと思うのです。
高校生に「性」についてを考えてもらうのは、賛否両論があるし、
社会の中ではタブー視されていたりもすると思います。
でも、このように「性」を考えることは「人間関係」を考えることといえるのなら、
「性」にまつわることを高校生のうちに、若いうちに考えてみるのは
とても大切なことのように思えます。


大きなフロアーで300人ほどの高校生に向かい、
「伝える」ことはとっても難しいんだなっていう実感もありましたが
(これを毎日やっている教師ってすごい・・・)、
聞きながらも反応してくれたり、話を聞く体制になってくれてたり、
参加して高校生に話すことができたのは楽しかったっていうのがまず感じたこと。

これからも、アデオからいろんなところでいろんな人にメッセージを発信できていければいいなーって
思いながら帰ってきました。

2007年7月15日

MDGsってなんだ?

こんにちは。
台風が強くてびっくりです。早速カサを風に持ってかれました。

ところでみなさんMDGsって知ってます?

MDGsとは「ミレニアム開発目標」の略です。

ミレニアム開発目標(MDGs)とは、
2000年9月に国連ミレニアム・サミットで採択された
「国連ミレニアム宣言」をもとにまとめられたもので、
貧困撲滅や基礎的教育の普及など、国際社会が
2015年までに達成すべき8つの目標と18のターゲットが掲げられています。

以下がその8つ。(詳細はクリックすると見れるみたい)

clipped from www.jichiro.gr.jp

 目標1. 極度の貧困と飢餓の撲滅

 目標2. 初等教育の完全普及

 目標3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上

 目標4. 乳幼児死亡率の削減

 目標5. 妊産婦の健康の改善

 目標6. HIV/AIDS、マラリアなどの疾病の蔓延防止

 目標7. 持続可能な環境づくり

 目標8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進

blog it



で、このMDGsですが、この2007年7月7日がちょうど、
発表の2000年から達成予定の2015年までの中間にあたる日だったのですが、
このときにちょっとショックな発表がありました。

clipped from www.tokyo-np.co.jp

アフリカ諸国 達成困難 15年までの国連目標 温暖化も障害に


2007年6月25日 夕刊

 二〇一五年までに発展途上国で貧困や飢餓に苦しむ人の数を半減させるなどの国際的な数値目標「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成が、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国では極めて困難になっているとの調査結果を、国連が二十五日までにまとめた。

 国連によると、アジアなど多くの途上国は既に「一日の収入が一ドル未満の貧困人口を一五年までに半減させる」との目標を達成しつつあるが、アフリカでは一九九〇年の46・8%から二〇〇四年の41・1%とごくわずかな減少にとどまった。

 二〇〇〇年の国連総会で採択されたMDGsのプロセスが七月七日に折り返し点を迎えるのを前に、国連は「アフリカ諸国への政府開発援助が〇四年以降、ほとんど増えていない」と指摘。日本などの主要国に〇五年の首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)で公約したアフリカ支援拡大の実行を求めている。

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とのこと。
アフリカをひとつのキーワードにして活動するアデオジャパンとしては、
そしてアフリカが大好きな私一個人としては、
ぜひとも「達成が困難だから、MDGsはもはや意味がない」ではなく、
「困難だからこそ、世界の一人ひとりをはじめとした国際社会が、あきらめずに努力をする」って
いう流れができてきてほしいと思っています。

自分ができることは何だろう?
どんな人でも何もないとは決して思いません。

たとえば、「ホワイトバンド」で有名になった「ほっとけない」の事務局は、
以下のような取り組みをしています。

clipped from www.shibukei.com

アーティストTシャツでメッセージ発信-世界の「貧困」半減へ

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 GAS AS I/Fが今回、製造・販売元として協力するのは、国連が掲げる「MDGs(エム・ディー・ジーズ=ミレニアム開発目標)」のメッセージを伝えるためのTシャツプロジェクト。MDGsは、2000年ニューヨーク国連ミレニアムサミットで採択された期限付きの目標で、「平和と安全」「開発と貧困」「環境」など8項目の課題から成る。

 同プロジェクトでは、各テーマに沿い8人(組)のアーティストがそれぞれのメッセージを形にしたオリジナルTシャツを制作。売り上げの10%は、各目標の達成に向けた現地支援プロジェクトに寄付される仕組みで、1枚につき100円は「ほっとけない世界のまずしさ」の活動資金に充てられる。

 このほか、教育や環境問題、途上国の貧困などのついての目標を題材にしたTシャツも販売。価格はすべて5,040円(一部のTシャツは現在制作中)。ウィメンズはMのみで、メンズはS、M、Lの3サイズを展開する。GAS AS I/F内の特設サイト「GAS online shop×MDGs」で7月7日より販売。
blog it


自分には何ができる?をポジティブな問いに。
そう考える今日この頃です。

for better world

2007年7月14日

ムハマドユヌス氏来日

バングラディッシュのグラミンバンクを創立したユヌス氏が来日してる!
ということを聞きつけてあくせくと講演に申し込みました。
立教大学で、「21世紀の若者へ向けたメッセージ(?)」というようなサブジェクトの下
記念講演されました。

そのメッセージたるもの、一若者としてとても励まされた。

 「自分が何を求めてるのか」明確に!

 グラミンバンクをたてるちょっと前、学生とともに大学の周辺にある
 村を歩き回り、村で何が起こっているのか調査したユヌス氏(当時チッタゴン大学教授)は、
 村人たちが高利貸しからの債権に苦しめられていることを知る。
 そして調査の結果、債務者40名、総計US40ドルとわずかな
 お金であることがわかったらしい。
 
 こんな小額に苦しめられて貧困から脱出できないのか。こんな小額なら
 自分の手持ちのお金をもっと低利子で貸してあげることもできるのでは。
 と思って貸付をはじめた。そしたら定説に反し、担保をもたない
 貧困層でもお金をちゃんと返済してくることがわかった。

 貧困層も返済するのだ!ということで銀行に、貧困層に対する
 ローンサービスの提供の話をもちかけたが、銀行側はそんな話を全く信じず、
 サービスの供与はできない、と跳ねつけたという。
 
 それでユヌス氏は自分でグラミンバンクを建てた。
 当時は銀行のマネジメントなど一つも何も知らなかった。
 ただ自分の経験と調査と信念に基づいてグラミンバンクを建ててみた。

 その後の功績はみなさんよくご存知の通り。(注)

 規定された枠の下、あるいは通説の下で何ができて何ができないのか思考すると
 限界ばかり目に付いてしまうのは、
 我々が生活している日常でもよく当てはまることだと思う。
 
 特に、オトナになればなるほど、世の定説や通説に従わない・あるいは
 みんなが反対することをやり通すにはものすごくパワーがいる。
 自分自身のやってることを信じる、人を説得する、
 これらはもとより、何よりも自分自身に負けない強靭な精神力が必要だろうな、って思う。
 だからこそ、何がしたいのかわかってても、実際にアクション起こすのって
 「言うは易し、行うは難し」となりがちなのだ。
 
 だけどユヌスさんは、何ができるか、何ができないか、よりも、何がしたいのか、を
 明確にすることのほうがよほど重要だと言う。

 何ができるか、できないのか、は時流やOpporunityにも依存するから。
 今すぐ何ができる、できないの判断がつかなくても、
 自分がどんな社会や世界を、求めているのかを考え続けていればこそ、
 時流やOpporunityをうまく捉えることが
 できるでしょう、ってことが言いたかったんだと思う。
 
 孫子の兵法「敵を知り、己を知らば百戦危うからず。」がいまあたまを
 よぎりました。(↑時熟すまでまて~)

 さていつも通りツラツラと書いてみました。
 またねー


 注)ユヌス氏の活躍の様子は、広くいろんなところで紹介されています
 特に、本人の著書「Banker for the poor」はとてもいい文献らしい(未読)。
 あとは、グラミンバンクのHP:http://www.grameen-info.org/ 参照してください。
 いろんな情報詰まってます。
 ちなみに、グラミンバンク・ツアーといって、申し込むとグラミンバンクの
 フィールドをスタツアのような形で見せてもらえるツアーがあると
 ずいぶん前に聞きました。

2007年7月11日

中国とファッションとコンドーム??


近頃、中国のエイズ対策キャンペーンが頻繁に
メディアで取り上げられています。

中国のHIV感染者数の増加に中国政府自身が危機意識を
高め、積極的な施策を講じていることも背景にありますが、
キャンペーンのアイディア・創意工夫自体にも
注目を集める要因があるように思います。。

キャンペーンをうっても人々にその存在が認知されなければ、
キャンペーンの効果が上がる事はそもそもありません。
(それとは知らぬ間に浸透している場合もありますが。)

そういった意味で、世界的にも注目されている中国の
エイズ対策キャンペーンから日本が学ぶ事は多いはず。
clipped from today.reuters.co.jp

中国、エイズ対策でコンドームのファッションショー

 [北京 11日 ロイター] 中国の北京で11日、コンドームで作成された衣服のファッションショーが開催された。このイベントは、同国コンドームメーカー最大手が、エイズ対策としてコンドームの使用促進を訴えるために主催したもの。

 ショーでは、モデルたちが、さまざまな色や形をしたコンドームで作られたドレスや花嫁衣装、帽子などを身にまとい、キャットウォークに登場した。

17:20 JST145
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2007年7月3日

それでも生きる子供たちへ byまーきー



こんにちは。
まーきーです。


今日は私から映画の紹介をさせてもらいます!


『それでも生きる子供たちへ』


http://kodomo.gyao.jp/







~イントロダクション~


両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、7つの国の監督たちがドラマチックに描く。子供時代ならではの恐れを知らない逞しさと、劣悪な状況をも新鮮な遊び場にしてしまう想像力。
数々のエンターテイメント作品を世に送り出してきた巨匠たちは、子供たちに敬意を表し、大人の視点から哀れむことをしていない。子供の目線と感受性を表現した結果、観客の問題意識を揺さぶりながらも、胸を打つドラマとして本作を成立させた。



(「それでも生きる子供たちへ」HPhttp://kodomo.gyao.jp/より)



たとえば、想像してみてください。


あなたは小学校5年生。


ある日、家へ帰ったら、大好きな母親が、あなたのほほをやさしくなでながら、でも目には涙を浮かべてこういったとします。


「あなたはHIVに感染しているのよ。あなたはHIVと一緒に死ぬ運命にあるのよ」




「HIVって何?」って思うかもしれないし、

「何言ってるの?お母さん!」とその手を力いっぱいつき離すかもしれない。


でも、いつか、この現実を受け入れ、立ち向かっていくことがあなたにはできると思いますか?


7つのうちの話のひとつ、

スパイク・リー監督が描く『アメリカのイエスの子ら』はHIVに感染している少女の物語。




自分が知らない間にHIVに感染していたとしても、


いつの間にか世界が戦争の火で埋め尽くされていたとしても、


生まれた時から母親がいなかったとしても、


それでも彼らはその事実を受け入れて、それでも生きていこうとする。



それは自分のせいでなかったとしても、誰のせいでもなく、

自分はそこにある現実を受け入れていくだけ。

それはかわいそうとか、つらいとか、きついとか、そういうことではなくて、

私は「生きる」ということへの真摯な態度である気がしてならない。


いつの間にか、大人への階段を上りながら、

人は強く生きることを忘れてしまうのかもしれないね。

大人は誰も、昔は子供だった。


でも、そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない。


(アントワーヌ・ド・サン=テグジェペリ 『星の王子様』)



ちょっとだけ、振り返ってみてください。

あなたが子供であったときを。







2007年6月29日

HIV/AIDS予防・ケア入門講座 参加者募集中!


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☆転送歓迎☆
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

HIV/AIDSの予防とケアを学ぶ入門講座@ふぉーてぃー

★☆参加者大募集☆★

2007年7月8日(日) 14:00-17:00

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

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「エイズでもそれを知りたくない。検査行くの怖い。」
そんな街頭での声に、あなたはなんて答えますか?

☆こんな方におススメの講座です☆
・HIV/AIDSに関わり始めて、まだ知識がぜんぜんないなと感じる人
・HIVに感染した後の生活、そして陽性の方が受けられるサービスを知りたい人
・自分のHIV/AIDS予防啓発活動で発するべきメッセージに悩んでいる人
・今後、もっと街頭や授業など若者のいる場に出ていって
活動をしていきたいと考えている人。

陽性者の方が生活で直面するリアリティに想像を膨らませ、
そして、一方で「自分の中のエイズ問題」について考えるワークショップです。

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◆概要

◇講師 大木幸子先生(杏林大学)
◇日時 2007年7月8日(日) 14:00-17:00
◇場所 池袋保健所内 1階 エイズ知ろう館
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kansen/news/presskansen060518.html


◇内容 HIV陽性者と私たちの繋がり HIV感染予防メッセージのあり方 他
◇対象 HIV/AIDSに関わる活動を行っている学生団体、
また活動に興味のある学生や若者
◇主催 アデオジャパン ( http://www.adeojapan.org/oguogu/ )
◇ふぉーてぃーウェブサイト http://www.4tweb.com/

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◆参加申し込み方法

参加ご希望の方は、 rmori1002@gmai.com まで
以下の申込み票を埋めてお送りください。

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申込み票
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[名前]
[所属]
[連絡先]
[コメント]

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みなさんの参加をお待ちしています。

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◆問い合わせ先
アデオジャパン ふぉーてぃー勉強会担当者
慶応義塾大学経済学部2年
森 玲子
rmori1002@gmai.com


2007年6月28日

夏!Tシャツ!!意思表示!!!

だんだん蒸し暑くなってきましたね。

夏!ということでTシャツの季節です!
Tシャツが街中で着られるファッションの一つになったのは、
当然のことですが、そう昔のことではありません。

以前どこかで読んだのですが、
Tシャツの起源は、肌着に、
政治的メッセージを書いて、着たのが始まりだそうです。
反体制的なところが若者に受けたのでしょう。

さて、この起源を考えると、
Tシャツ、ひいてはファッションは、とても身近な
思想・意思表示の手段だと言えます。

そこで、最近僕が買ったTシャツはGAPのプロダクトレッド。
このTシャツを買うと、収益金の50%がアフリカの
エイズ対策支援金に回される、という仕組みです。
さらに、Tシャツのコットンは、100%アフリカ製(確か)!

当然、寄付という意味だけじゃなくて、
デザインも、なかなかおしゃれです。

みなさんも、自分の意思表示のためのTシャツを探しに、
街中かけずりまわってみませんか!?

(GAP)red GAPのプロダクトレッドHP
http://gap.co.jp/index.html?PAGE_ID=red

プロダクトレッドについて
http://www.jcie.or.jp/fgfj/productred/

新宿のど真ん中でコンドームの無料配布を実施中!


先日、歌舞伎町で飲んでいたときに、
レッドリボンのポスターを
飲み屋の中で見っけたのです。

なにやらよくポスターを読むと、
歌舞伎町界隈の飲み屋数件で「コンドーム無料配布」とのこと!
なんと素敵な事を!と思いさそっくゲット。
おうちに帰って、どんな企業がやっているのかをチェックしました。

真っ赤なコンドームケースには、
「500円サワー、ウィスキー、日本酒 飲み放題!」
と書いてあります。
この流れを作っているのは、『ジョニーハット』
コンドームは、買うからもらう時代へとうたっています。

この無料コンドーム配布と割引券をくっつけるって
賢い戦略ですよね。

割引券だったらもらう。
それに割引券は、もらったその日に使わなくても、
次の機会にと持ち運ぶ。

歌舞伎町に行ったときはチェックしてくださいな。
コンドームの無料配布を実施して前回大好評だった、新宿歌舞伎町の入り口ドン・キホーテ向かいのピックペックビルにて、現在500円飲み放題のイベントが開催されています。こちらのイベントはチケット制となっておりそのチケットが「コンドームになっています!」今回はなんと5万個の注文をいただきました!ありがとうございます。ビル前面には「STOP AIDS運動に参加しています」として巨大垂れ幕が掲げられており、見る方を圧倒しています。今年一年間こちらのイベントを続ける予定だそうです。お近くに行きましたら是非ご覧になってくださいね。山手線の車内からもバッチリみれますよ。今までになかった新しい広告としてコンドームが使われています。不定期ですが街頭でコンドームチケットが配られています。pic9.jpgpic11.jpgpic10.jpg















〈STOP AIDS参加店のご紹介〉どのお店もとても人気がありますよ!
◆つぼ八 ピックペックビル店
◆炭火居酒屋 月丸
◆居酒屋AZI市場 星丸
◆居酒屋本舗 虎の子
◆居酒屋 ヒカリ堂本舗
◆居酒屋本舗 虎の子中央本店(王城ビル)
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