2007年6月29日

HIV/AIDS予防・ケア入門講座 参加者募集中!


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☆転送歓迎☆
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HIV/AIDSの予防とケアを学ぶ入門講座@ふぉーてぃー

★☆参加者大募集☆★

2007年7月8日(日) 14:00-17:00

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「エイズでもそれを知りたくない。検査行くの怖い。」
そんな街頭での声に、あなたはなんて答えますか?

☆こんな方におススメの講座です☆
・HIV/AIDSに関わり始めて、まだ知識がぜんぜんないなと感じる人
・HIVに感染した後の生活、そして陽性の方が受けられるサービスを知りたい人
・自分のHIV/AIDS予防啓発活動で発するべきメッセージに悩んでいる人
・今後、もっと街頭や授業など若者のいる場に出ていって
活動をしていきたいと考えている人。

陽性者の方が生活で直面するリアリティに想像を膨らませ、
そして、一方で「自分の中のエイズ問題」について考えるワークショップです。

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◆概要

◇講師 大木幸子先生(杏林大学)
◇日時 2007年7月8日(日) 14:00-17:00
◇場所 池袋保健所内 1階 エイズ知ろう館
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kansen/news/presskansen060518.html


◇内容 HIV陽性者と私たちの繋がり HIV感染予防メッセージのあり方 他
◇対象 HIV/AIDSに関わる活動を行っている学生団体、
また活動に興味のある学生や若者
◇主催 アデオジャパン ( http://www.adeojapan.org/oguogu/ )
◇ふぉーてぃーウェブサイト http://www.4tweb.com/

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◆参加申し込み方法

参加ご希望の方は、 rmori1002@gmai.com まで
以下の申込み票を埋めてお送りください。

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申込み票
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[名前]
[所属]
[連絡先]
[コメント]

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みなさんの参加をお待ちしています。

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◆問い合わせ先
アデオジャパン ふぉーてぃー勉強会担当者
慶応義塾大学経済学部2年
森 玲子
rmori1002@gmai.com


2007年6月28日

夏!Tシャツ!!意思表示!!!

だんだん蒸し暑くなってきましたね。

夏!ということでTシャツの季節です!
Tシャツが街中で着られるファッションの一つになったのは、
当然のことですが、そう昔のことではありません。

以前どこかで読んだのですが、
Tシャツの起源は、肌着に、
政治的メッセージを書いて、着たのが始まりだそうです。
反体制的なところが若者に受けたのでしょう。

さて、この起源を考えると、
Tシャツ、ひいてはファッションは、とても身近な
思想・意思表示の手段だと言えます。

そこで、最近僕が買ったTシャツはGAPのプロダクトレッド。
このTシャツを買うと、収益金の50%がアフリカの
エイズ対策支援金に回される、という仕組みです。
さらに、Tシャツのコットンは、100%アフリカ製(確か)!

当然、寄付という意味だけじゃなくて、
デザインも、なかなかおしゃれです。

みなさんも、自分の意思表示のためのTシャツを探しに、
街中かけずりまわってみませんか!?

(GAP)red GAPのプロダクトレッドHP
http://gap.co.jp/index.html?PAGE_ID=red

プロダクトレッドについて
http://www.jcie.or.jp/fgfj/productred/

新宿のど真ん中でコンドームの無料配布を実施中!


先日、歌舞伎町で飲んでいたときに、
レッドリボンのポスターを
飲み屋の中で見っけたのです。

なにやらよくポスターを読むと、
歌舞伎町界隈の飲み屋数件で「コンドーム無料配布」とのこと!
なんと素敵な事を!と思いさそっくゲット。
おうちに帰って、どんな企業がやっているのかをチェックしました。

真っ赤なコンドームケースには、
「500円サワー、ウィスキー、日本酒 飲み放題!」
と書いてあります。
この流れを作っているのは、『ジョニーハット』
コンドームは、買うからもらう時代へとうたっています。

この無料コンドーム配布と割引券をくっつけるって
賢い戦略ですよね。

割引券だったらもらう。
それに割引券は、もらったその日に使わなくても、
次の機会にと持ち運ぶ。

歌舞伎町に行ったときはチェックしてくださいな。
コンドームの無料配布を実施して前回大好評だった、新宿歌舞伎町の入り口ドン・キホーテ向かいのピックペックビルにて、現在500円飲み放題のイベントが開催されています。こちらのイベントはチケット制となっておりそのチケットが「コンドームになっています!」今回はなんと5万個の注文をいただきました!ありがとうございます。ビル前面には「STOP AIDS運動に参加しています」として巨大垂れ幕が掲げられており、見る方を圧倒しています。今年一年間こちらのイベントを続ける予定だそうです。お近くに行きましたら是非ご覧になってくださいね。山手線の車内からもバッチリみれますよ。今までになかった新しい広告としてコンドームが使われています。不定期ですが街頭でコンドームチケットが配られています。pic9.jpgpic11.jpgpic10.jpg















〈STOP AIDS参加店のご紹介〉どのお店もとても人気がありますよ!
◆つぼ八 ピックペックビル店
◆炭火居酒屋 月丸
◆居酒屋AZI市場 星丸
◆居酒屋本舗 虎の子
◆居酒屋 ヒカリ堂本舗
◆居酒屋本舗 虎の子中央本店(王城ビル)
blog it

2007年6月27日

YDP Japan2007参加報告!part1

6月22日(金)~24日(日)の3日間にかけて、
YDP Japan Network の第2回総会に参加してきました!

YDP Japan Networkって??

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設立当時からアデオジャパンが深くかかわっているYDPですが、
昨年度はアデジャパ代表が事務局の理事会監事として、
そしてメンバーの一人が理事としてYDPの運営にかかわっていました。

そしてななんと今年もメンバーから理事が一人選任されました!
ということで、今後ますますかかわりを深めていくであろうYDP。
そんなYDP最大のイベントである総会を簡単に報告します。

【プログラム】
22日(金)ナイトミーティング
23日(土)分科会①(ユースからの発信・啓発、G8、他アクターとの協力、
      ネットワーキング)
      特別講演
      分科会②(MDGs、子ども、サステイナビリティ、アフリカ)
      立食パーティ
      ナイトミーティング
24日(日)パネルディスカッション
      プロジェクトフェア
      表彰式
      Bring Back Home(振り返り)

6・7人のグループでテーマごとにプロジェクトを練った分科会や
夜通し熱く議論が闘わされたナイトミーティング。
乗り越えがたい世界が抱える悲惨な現状と、
うまくいっているとは言いがたいユースの活動の現状をつきつけられて
モチベーションがぐぐっとあがった特別講演、パネルディスカッション・・・。

プログラムの内容を全て説明していくのは難しいので、
この3日間(私は土日のみの参加でしたが・・)で得られた気づきや
強く心に残った言葉を紹介することにします。。


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「あなたのなかの経済力・政治力・発信力」
 私達には小さいけれど確かな力があります。
 消費者として、有権者として、ネットユーザーとして私達がもつ力。
 そんな力に意識的な一人の人間でありたいです。
 みんながみんな社会に対して否定的・悲観的になったら
 きっと世の中何も変わらないんだろうな・・・。

当事者意識
 社会に対して働きかけを続けていくのであれば、
 一番大切なのは、「どんな働きかけをどうやっておこなうか」ではなく、
 「なぜ、自分がそれをするのか」ということ。
 私達に活動の動機づけを与えてくれるのは
 当事者意識、そして他者に共感する力。

「主観的な真実、客観的な事実」
 主観的な真実から生まれる熱意、客観的な事実から生まれる知識こそが
 自分の主張に正当性と力を与えてくれる。
 相手を動かす(move)ためには、まず自分が動け。
 最初にやるべきなのは、足を使って現場に行き、頭を使って現実を学び、認識する事。

何をどうすべきか(理念・理想)<自分が何をできるか
 こうすべき、ああすべき、理想や必要性を言い立てるのは
 すぐ出来るし、一見かっこいい・・・・
 でも本当にすごいのは、そんな理想や必要性に対して
 じゃあ自分はこれが出来る!これをする!といえる人。やれる人。


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・・・・・・とまあ、ついつい参加者語録になってしまいましたが、
YDP2007報告part2ではビデオ等も交えつつ、
楽しくいきいきと総会の様子を報告します。お楽しみに!

2007年6月25日

ケニアのギャング。

アデオジャパンの本部のADEOのオフィスがあるナイロビで、
最近「ムンギギ・セクト」というギャンググループがかなり治安を悪くしているようです。

以下BBC Africa News からの簡単な抜粋です。

clipped from news.bbc.co.uk


KENYA'S SECRETIVE MUNGIKI


Mungiki  followers
Banned in 2002

Thought to be ethnic Kikuyu militants

Mungiki means multitude in Kikuyu

Inspired by the Mau Mau rebellion of the 1950s

Claim to have more than 1m followers

Promote female circumcision and oath-taking

Believed to be linked to high-profile politicians

Control public transport routes, demanding levies

Blamed for revenge murders in the central region
blog it



少し前から、
「ムンギギ・セクト」の名前を聞くようになっていましたが、
ここ最近ますます、彼らの犯罪的行動の報道が激化してきました。

ケニアで滞在している方のブログに、JICAケニアからの
安全対策情報のコピーが掲載されていたので、以下貼り付けておきます。

JICAケニア安全対策情報

  ムンギキへの取り締まり強化に伴う注意喚起  



 すでに新聞などでも報道されているとおり、ナイロビおよびセントラル州ではムンギキ
とマタツオペレーターとの抗争の激化を受けて、警察がムンギキの取り締まりを強化して
います。警察は、これまでに2000名近いムンギキ関係者と見られる容疑者を拘束する一方
で、ナイロビ市内ではムンギキと見られる銃器を所持した強盗と警察官と銃撃戦を繰り返
しています。



5月17日にはナイロビ市内で強盗団と警察官との間で3件の銃撃戦が発生(2件はダウンタ
ウン地域で発生し、残り1件は日本人関係者もよく訪れるサリットセンター付近で発生)
し、警察官6-8名が命を落としたと言われています。



5月27日には、カリオバンギで警察官が強盗の容疑者2名を逮捕し戻る途中、仲間のムンギ
キとみられる集団が待ち伏せして攻撃し銃撃戦となり、警察官2名と容疑者2名に加え、10
歳の少年と高齢の男性1名の計6名が死亡したと伝えられています。



警察官との銃撃戦に加え、5月18日から22日にかけては、首と胴体を切断するという残虐
な殺人事件がキアンブ及びムランガで発生しています。

さらに、独立記念日の6月1日には、オザヤとカンゲマで警察の副長2名とその家族が射殺
され、6月2日にはムランガで2名のマタツドライバーが惨殺されています。



また、6月4日にはマザレスラムで明け方巡回していた2名の警察官が殺され、同じマザレ
スラムで5日には警察官とムンギキとの激しい抗争で22名-27名が死亡しています。また同
日、ムランガではムンギキにより4人の一般市民(老人)が殺害されています。

警察は7日に、500名を動員し、ムンギキが潜伏していると見られるマザレスラム内コソボ
地区の一斉捜索を強行。11名のムンギキメンバーが射殺されました。 



1990年代に出現したムンギキは、キクユ族至上主義を唱え、いわゆる「カルト」と見
られていましたが、現在はマタツドライバーからみかじめ料を取り上げ(支払わないドラ
イバーに暴力をふるう)るなどギャングと化しています。また、当初は髪型をドレッドに
し容易に見分けることができましたが、警察の取り締まりをうけ、現在は普通の髪型とな
り一般人と区別ができなくなっています。現時点では日本人ないしは在ケニアの外国人を
標的にしているとの情報はありませんが、政治家との関係も取りざたされており、今後大
統領選挙に向けてさらに凶悪化する可能性が否定できません。



つきましては、当事務所が提供する情報に加え、JICA関係者の皆様も住居、勤務先、通勤
経路などの治安について、積極的に情報収集を行い、危険を避けるようにお願いします。
また、警察官には不必要に近づかず、マタツを利用する場合は明るいうちに移動するよう
にしてください。

最後になりますが、今年は大統領選挙の年であり12月に想定される投票日に向けて政治的
な緊張の高まりとともに治安が悪化する懸念があるので、引続き夜間は早めに帰宅するよ
うにお願いします。



2002年の選挙をもって、モイ大統領の長期政権から、キバキ大統領
平和な形で政権交代が行われたケニアですが、
今年12月に控える大統領選挙では荒れそうな予感。。。

またムンギギ情報が入りましたら、随時報告します。

アデオス

2007年6月4日

セカンドライフでコンドーム配布

こんばんは~

これまでいろんなイベントやお祭、学園祭でコンドーム無料配布をしてきたアデオジャパン。
オンラインの仮想世界「セカンドライフ」で、コンドーム配布という記事が気になったのでご紹介!

ベクトル、セカンドライフでHIV検査普及キャンペーンを実施

PR会社のベクトルは、オンライン仮想空間の「セカンドライフ」内に創設した情報発信スペース「PRESS CENTER」において、HIV検査普及を目的としたキャンペーン「レッドリボンウィーク in セカンドライフ」を開催する。開催期間は2007年6月1日~6月7日まで。

今回の「レッドリボンウィーク in セカンドライフ」は、厚生労働省とエイズ予防財団が主唱するHIV検査普及週間にベクトルが行う企画。期間内にセカンドライフ内に設置されたPRESS CENTERに来場したユーザーには、もれなくノベルティーが配布される。また6月8日以降もPRESS CENTERでは、HIV検査及びエイズに関する理解促進を目的とした情報発信を行っていくとしている。(エスティフ)

blog it


意識喚起を起こす上ではとてもおもしろい試みだと思います。
ただまだセカンドライフってそこまで普及しているのかな?
いまの日本だったら、mixiとかでうまくやれたらもっといいのかなとも考えたりします。

検査週間についてはまた後日に

2007年6月1日

HIV検査は強制されるべき?

「アフリカでは誰もがHIV検査を受けるべき?」そんな興味深い問いかけが、
BBC Africa Newsに掲載されていました。


記事によると、

This week the UN said countries with HIV epidemics should carry out HIV tests on everyone attending health centres unless they 'opt out'.
国連(WHO)は、HIV感染が広がる国では、本人が拒否しない限り、医療機関に診察にくる人すべてにHIV検査を受けさせるべきだと発言した

Issuing new guidance, the World Health Organisation said 200 million people could benefit from the policy.

WHOによると、この新しい方針により、約200万人が益するとのこと

Currently 80% of people infected with HIV in areas such as sub-Saharan Africa do not know they have it.

サブサハラアフリカでは、HIVに感染している人のうち80%が自身の感染を知らないのが現状だ。


とのこと。
これについて、全世界から様々な意見が寄せられていました。

代表的なものを、

From my experience in Uganda if HIV testing is not made compulsory, very few people will test voluntarily.

People that are willing to test have done so by now! Any adult that has not tasted will not do so voluntarily.


Balaam Bamwenda, Kampala

HIV Tests should not be made compulsory. This will be tantamouint to gross violation of the rights of patients. Would we want to perpetrate human rights violation in order to fight HIV/AIDS? I am very sure this will not go down well with human rights activists.
Making HIV tests compulsory in hospitals and health center will go a long way to only scare patients away from them.
I will suggest more regorous campaigns to sensitise people on the need for voluntary counselling and HIV testing.


Solomon Tembang, Limbe, Cameroon

Yes, HIV tests should be mandatory for all. However, the results thereof should be kept confidential with a view to erase the stigma attached to it.
Aziz Merchant, Fremont, United States

blog it


アメリカ合衆国をあはじめとした欧米諸国から、アフリカ各国に至るまで、
賛否両論の反応がありました。個人的には、管理される場所としてのアフリカ
という偏見が混じった意見があったり、自分が滞在したアフリカの都市からの投稿
があったりと、興味深く意見を見てました

議論のポイントとして、

<賛成派>
・VCT(自発的な、検査とカウンセリング)だと多くの人がいかない
・ステータスを知ることが何よりもHIV対策には重要。
・意識・知識が少ない人々が多く、彼らには適切
など

<反対派>
・いまだ差別・偏見が強く人権侵害のような事態が起こりえる
・治療・サポート体制が整っていないため早急だ
・本人の意識の問題もありVoluntary原則から離れてはいけない
など

私個人としては、この政策は極端だと思います。
HIVをはじめSexual Health に関することは「自己決定」の問題であると
日ごろ考えているので、現在のVCT原則、つまり行きたくなったら検査にいくという
ことが適切だと思います。

加えると「決定」に至るまでには、十分な情報を得たうえで本人にとって合理的な判断が
できるような状況に持っていかなくてはならないという前提がここにはあります。

その意味で個人個人が十分に情報へアクセスできるような環境整備を政策として推し進めていくことが
望ましいと思います。ただこの方針がこれまで進められてきたのに、いまだに劇的な成果が出ていないと
いうジレンマがWHOにあるのかもしれません。

アデオジャパンの本部ADEOのプロジェクトには、
"Helping Youth Make Informed Choice" というキャッチフレーズが掲げてあります。
私はこのフレーズが好きですし、日本でのアデジャパの活動もこのスタンスで展開しています。

最後に、この問いかけが日本でされたらどのような反応があるのでしょうか?

「HIV感染が広がる日本ではHIV検査を全員に義務付けられるべき?」