2007年8月9日

ヒロシマナガサキ byまーきー




62年前の今日(8月9日)、何があったか知っていますか?




そうです。

62年前の8月6日は広島に、9日は長崎に、
原子爆弾が落ちました。


そこで今日は
スティーヴン・オカザキ監督の
映画『ヒロシマナガサキ』を紹介したいと思います。



  たくさんの人が死にました。
  広島でも長崎でもすべてが吹き飛びました。
  日本は戦争に負けました。
  そして、世界で唯一、原爆の落ちた国になりました。


広島や長崎での原爆、そうでなくても、戦争を直接体験した人は、
現在の日本にはもう少ししかいませんよね。
これを書いている私自身、「戦争」をわかってはいないと思います。


世界中で戦争が起こっていて、
連日その様子がメディアによって報道されているのに、
ネットをつなげばその悲惨さを知ることができるはずなのに、
それがあまりにも普通になってしまっている「イマ」。
こんな時代だからこそ、戦争ってなんなのか、
できるだけリアリティを持って感じるべきなのだと私は思います。

この作品では、14人の被爆者と4人のアメリカ科学者が
戦時中のことや自分の人生を証言してます。
彼らはおそらく語るのがとても辛いのです。
決していい思い出ではないだろうから。
それでも伝えたいからと、必死に語るものだから、
私はとても胸打たれてしまいました。
目を覆いたくなる映像もたくさんあります。
でも、これを見ることで、少しでも戦争を知ることができるのならと
私も必死になりました。


ここまで読んで、
ADEOとあるいはエイズやアフリカと原爆、関係あるの??って思った方はたくさんいるかもしれません。
私は関係あるように思っています。
どんな問題にせよ、自分が当事者でない限り、
どこまでこれらの問題にリアリティを感じられるかが大切になってくるように思います。
戦争であっても、環境問題であっても、アフリカであっても、グローバリゼーションであっても、
大切なのはその問題を知ろうという想像力だと思うのです。

だから、アデオのブログでこの映画を紹介したいなって思ったのでした。


 
『ヒロシマナガサキ』
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